Parabolica Jam


渋谷CLUB QUATTRO


Parabolica recordsの企画でtera melos / LITE / Adebisi Shankの3バンドでやると思っていたら、
OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDNATSUMENの2バンドもいつの間にか追加されていた。
開場時は余りの人の少なさに不安になったが開演時にはそれなりに。
今回は椅子設置されてたので座って観戦。


Adebisi Shank
アイルランドの3ピースポストロックバンド。プレイ中ベースはずっとニットの覆面を被っていた。
終始アグレッシブなドリルンベースと性急なギターによって勢いで突っ走る感じ。
パンク系イベントでも受ける攻撃性は好印象。イントネーションがやけに上手い日本語も含め盛り上げ上手。


NATSUMEN
去年のCDJでチラッと観て以来。Key担当が不在。
時折ホーンセクションの突き抜けるようなメロディーラインに弦楽器隊が絡むのは最高に気持ち良いけど、
他の大部分が散漫な感じで聴いててなんとも歯がゆい。
個人的に好きなタイプなバンドだとは思うんだけど…


OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
BRAHMANのメンバーが参加するアンプラグドバンド。
音源は未聴だったが、ジプシーロックっぽい多国籍サウンドとMARTINとTOSHI-LOWのボーカルが馴染む。
野外で聴きたい。


LITE
日本のポストロックバンド。
演奏は強かでスキが無い。
ただ、楽曲が静よりも動なのか、生音よりもエレクトロニカなのか定まらず結果として印象には余り残っていない。


tera melos
アメリカの3ピース。
作品ではボーカルはあくまで楽器の一部という扱いと取れたが、予想以上にちゃんと歌っていた。
ピロピロギターにストレートなベースライン、ハードなドラミングが織り成す音は完全にハードコアバンド。
転調やブレイク多用しまくりでノリにくいが聴いてて飽きない。
でもアンコールのThe Clashのカバーが割と素直な解釈で笑った。


各バンド約30分で終了は10時半過ぎ。平日には正直キツイが濃いイベントだった。