8/29 Animelo Summer Live 2010 -evolution-


二日目。さいたまスーパーアリーナ


いよいよ夏の終わり。気候的に全くそんな気はしないが。
けやき広場には7番、王国民の2トップが徒党を組み色々やっていた。
取り合えずあそこで大きい声を出せば人が集まってくるのがわかった。
座席はアリーナB1。ブロックの中では右端だったので見るにもはしゃぐにも適した席。


セットリストは公式で。
http://pc.animelo.jp/evolution/whatsnew/?p=100829_info


OPは割愛。前日と同じだった。


スタートは茅原、May'nによる"創聖のアクエリオン"。
良曲なのは間違いないが、ここ最近、少なくともゼロ年代では最も食い潰された曲でもある。


茅原実里
トップバッターは意外。2年連続の"Paradise Lost"は潔いと見るべきか。
個人的には世間の人気と自分の中で彼女の位置付けに相当ギャップを感じているので余り言えることがない。


milktub
"バカ・ゴー・ホーム"は完璧。
尻すぼみなコールアンドレスポンスとまさかの選曲"Happy Go!!"がズレまくりで残念賞。
サイラバとの"Get Wild"コラボは無難だった。


サイキックラバー
シンケンジャーの会場の一体感、素晴らしいの一言。
正直1曲目は全く覚えてない。それくらい凄かった。


Crush Tears
要注意人物小林ゆうのMC独り舞台。
あとマイク直してた時にギタリストの真顔がスクリーンに映し出されてて笑った。
絶対ソロで"HANAJI"歌った方が盛り上がったよな……


飛蘭
まさかの3曲にバックのゴリ…愛を感じた。
パフォーマンスは素晴らしいけど相変わらずMCがずれてる。
仮に、去年今年と一切喋らせなかったら今の立ち位置全然違ったかも。


ミルキィホームズ
思ったより盛り上がってた。なんだろう、化けるのか?


奥井雅美
"恋華大乱"にアガった。映像化されるんだろうか。


彩音
悪くないけど、この面子だと霞む。
コラボの"Northern lights"も良い選曲だが完成度が……


桃井はるこ
完全に我が道を行くセットは最早孤高の存在。
アニソン界のジョン・ゾーンだ。
"へんじがない、ただのしつれんのようだ。"が最近の曲ではお気に入りなのでやって欲しかったけど。


遠藤正明
"Carry On"に震える。
2日連続のマヴラブも凄いが。


ALI PROJECT
言わずもがな異端。
あんな為りしてMCが一番俗っぽいのは笑ったが。
個人的には一般の音楽フェスに出てもかなり受けると思う。


May'n
高度安定。この人は自信がパフォに表れてるのが良い。


田村ゆかり
"fancy baby doll""You & Me"で大爆発。
正直Motsuの居場所が無いくらいだった。
一刻も早く映像が見たい箇所である。


KOTOKO
シークレット。多くの客が水樹を期待していたところでの登場で、一瞬の戸惑いの後に大歓声。
自分もビックリした。
"Re-sublimity"は凄い好きなので聴けて良かった。
ここも映像化の有無が気になる。


水樹奈々
圧倒的な盛り上がり。
去年に引き続き単独でやれよ!なセットなのは否めないが、頭3つくらい抜きん出てしまった今では声も届かないか。
パフォは素晴らしいので現状手が付けられない感じ。


集まる人が集まるととんでもないケミストリーが起こる。
その分終わってからの虚脱感も半端ではなかったが。


目下の課題としてはマンネリ打破か。
一般の音楽フェスが大体どこも10年前後で出演者は頭打ち状態。
当然規模で劣るアニソン界がそうなるのも必然ではある。
やはり水樹に匹敵する存在が必要。権利関係等なりふり構ってられないのでは。
他の巨大フェスはそもそも単年での映像作品化はやっていない。当然権利関係が面倒だから。
自分でも散々文中で映像化がどうのと書いていて矛盾するようだけど、そこを無視すれば多分とんでもない面子も可能なのでは。
虫食いだらけの有料放送とかやるだけ無駄でしょ。
夏フェスブームも終わりと目されている今後どうするかに期待。