3/16 BiS 「WHO KiLLED IDOL?」


両国国技館


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前回、昨年10月の赤坂ブリッツでのワンマンで発表された今回のワンマンライブ。
半年足らずの期間にも関わらず、前回とは比べ物にならない程巨大なハコ。
フタを開けてみれば国技館の2階席は一切客を入れておらず、1階のマス席とアリーナのみに客を入れた4,000人規模(公式の発表した数字であるが、実際の見た目ではそこまでいなかったように思える)でのライブ。
だが今回はそういった規模の拡大よりも、ライブの約1ヶ月前に脱退が発表されたワキサカユリカ(わっきー)の卒業ライブという意味合いが強かった。
加入から1年足らずでの脱退となった彼女であるが、BiSにおいて抜群のダンステクニックを誇っており、「魅せる」ステージングという意味では彼女の抜ける穴はかなり大きいと感じている。
今回のライブで追加メンバーのオーディション開催が発表されたが、どんなメンバーが採用されるか楽しみだ。


当日のライブだが、会場が大きくなり座席指定になってもBiSらしさは失われず、MCはそこそこに矢継ぎ早に楽曲を繰り出していくセットで約2時間のステージを走りきった。
ただ、座席指定であったことと、ステージと客席との距離感がBiSのライブの真骨頂であるファン(研究員)とメンバーとの一体感が失われ、盛り上がりにやや欠けるきらいはあったかなと思う。
それでも新曲"Hide out cut"でのわっきーとの別れを彩るような振付や、オーラス"レリビ"で客席を縦横無尽に走り回るメンバーの姿には感動を覚えた。


今回のライブではオーディションの他に8月の下北沢SHELTERでの7デイズという発表も。
現在Twitterで対バンを募るなど、やはりライブ中心のグループで居続けるようなので安心出来る。