4/13,14 ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会〜星を継ぐもも Peach for the Stars〜


西武ドーム


北名阪のアルバムツアーを経て、関東での大舞台は去年8月以来の西武ドーム。今回は2daysとももクロ最大規模の動員。
セトリはコチラ


1日目
アルバムツアーと同じく"Neo STARGATE"からスタート。
前半は新作アルバムとカップリング曲が中心。
その後ソロタイムを経てやってきたのがももクロがサポーターを務めるウォーキング・ウィズ・ダイナソーの宣伝タイム。
公開記者会見という形でフジテレビのアナウンサーらが登場しメンバーへの質問タイム。
ここまでド定番と言えるような曲がない渋めのセットからVTR休憩をはさみソロタイムと、まだまだ完全に体が暖まらない上、夜の西武ドームの冷え込みが追い打ちを掛ける中でのこの時間は苦痛でしか無かった。
ライブでこれをやる意義は全くないし、20分以上(体感時間はもっと長かったが)の時間を費やしたことには憤りさえ感じた。
ここからモチベーションを上げるのに時間がかかったが、"BIONIC CHERRY"や"猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」"など定番曲で徐々にテンションは回復。
"ツヨクツヨク"でのmihimaru-GTとの競演は先ほどと違いコンパクトにまとめられていて良かった。
終盤には再びゲストタイムとして南こうせつが登場。ここで再びクールダウン。フジの件のような嫌悪感は無いが。
オーラスは珍しく"労働讃歌"。生バンドのダイナミズムが活きていた。
この日はアンコールを始め後半にド定番を固めるセットで、最終的な満足度はそれなり。


2日目
この日はももクロライブの代名詞とも言えるovertureからスタート。
1日目と違い序盤にシングル曲を多めに持ってきておりエンジンの掛かりは早かった。
この日のゲストは松崎しげる広瀬香美坂本冬美
三者とも持ち歌をガッツリ歌い、ここでもまたクールダウン。
終盤はミディアムテンポの曲が多め。そしてオーラスに"Chai Maxx"で大爆発という流れ。
ダイナソーの宣伝タイムが無いだけでライブ全体の締りが天と地ほどに違った。


両日ともに共通して言えるのは余計な要素が多すぎる点か。
ゲスト陣のパフォーマンスに疑いの余地は無いのだが、それをももクロのライブで観たいかと言われると…。
8,500円という外タレ並の高額チケットがそういう要素に転化されているのかと思うと首を捻りたくなる。
ももクロ自身のステージングは文句のつけようがないので(それでもここ最近は大きなステージに向かう必死さは無くなった気はするが)、こういうところが余計目についてしまうのだが。


現状発表されている単独ライブは、ファミリーライブを除いて日産スタジアムのみ。
また大きいステージでのライブと考えると、構成には不安がよぎる。